高齢者こそ取り入れたいスパイスの力
こんにちは!スパイス・クック・サンバンドです。
毎日暑い日が続きますね。今回は、スパイスを使った夏バテ防止レシピにチャレンジしました。
メイン料理は、「なんちゃってインディアッパ」です。
「インディアッパ」とは、スリランカや南インドの家庭で良く食べられている麺(ヌードル)の呼び名です。
地域によっては、「ストリングホッパー」と呼ばれることもあるみたいです。
米粉を水で溶いたものを寒天を作るみたいな専用の道具で、麺のカタチに整形し蒸し上げて作ります。
スリランカでは、つけ麺みたいにスープに付けながら食べたり、好きなおかずを乗せて食べたり、フリカケの様なものと一緒に食べたり、日本のご飯みたいな位置づけで食されています。
《なんちゃってインディアッパが夏バテ防止レシピになる理由》
大 葉
大葉にはからだによいとされる多くの栄養が豊富に含まれていることから、漢方に使われたり、からだの不調をと整える食材として、昔から注目されていました。
栄養豊富な大葉ですが、今回は、香り成分であるペリルアルデヒドに注目してみました。ペリルアルデヒドは、腸内環境を改善する効果が期待されています。
また、自律神経を刺激することで胃もたれを解消し、食欲増進などのはたらきがあるとも言われています。
独特の香りとスッキリした味わいが夏の食事にもマッチしてますよね。
生 姜
生姜に含まれるショウガオールやジンゲロールなどの有効成分に、免疫力向上など体調を整える効果があることは有名ですが、もう一つ、シネオールという成分にも注目です。
シネオールは、食欲増進や疲労回復の効果がある為、生姜を沢山使ったレシピは夏バテ予防にピッタリなのです。
ごま油
ごま油には、抗酸化成分ゴマリグナンという成分が含まれています。ゴマリグナンは、ごまにしか含まれない成分でとても貴重なものです。
ごま油を通じて体内に入ったゴマリグナンは、肝臓に蓄積して体を酸化から守ってくれたり、体調を整える作用のあるビタミンやミネラルの働きを助けてくれたりします。
加齢や生活習慣、ストレスなどが原因で体内の酸化を防ぐ機能が低下してしまうので、食事を通じて「体内の酸化を防ぐ栄養」を取り入れるのは、とても重要なことなのです。
では、レシピと作り方を紹介しますね!
🐾なんちゃってインディアッパ(材料)🐾
ひやむぎ 180g~200g
豚バラ肉 200g
トマト 2個
生姜 大さじ1片
大葉 10枚
ゴマ油 中さじ1
<調味料>
お酒 大さじ1/醤油 大さじ1
みりん 大さじ1/砂糖 大さじ1/3
<使用するスパイス>
<スパイスA>
カルダモン 3個
<スパイスB>
クミンパウダー 小さじ1
レッドチリパウダー 小さじ1
カレーリーフ 大さじ1
*トッピング用~お好みで~
レモン・梅干・ゴマ・ナッツ類
🐾なんちゃってインディアッパ(作り方)🐾
<作り方>
1.豚バラ肉は3~4cm、トマトは3cm角、生姜は細切りにカットしておく。カルダモンはハサミで適当にカットしておく。
2.フライパンにゴマ油を敷き、豚バラ肉を焼き付ける様に炒める。
※出来るだけ、カリカリにするのがポイント!
3.2にスライスした生姜とスパイスAを入れ香りを引出す。
4.3にトマトとスパイスBを入れて中火でトマトの角が取れるまで十分火を通す。※ここで一度火を止める。
4.お湯を沸かし、そうめんを規定の分数茹でる。
※茹で上がったそうめんは、一口サイズにしてお皿に盛りつけておく。
5.3で準備していた炒め物を再び火にかけ、全体が温まったら一つにまとめた調味料を一度に加えて、強火であえる。
※鍋肌に回し入れるのがポイント。
6.5の火を止め、熱いうちに、大葉を手でちぎりながら加えて、全体をよく混ぜる。
7.お皿に準備していたそうめんに、熱々の6を乗せる。
※お好みでレモン汁や梅干、ゴマ、ピーナツやアーモンド等のナッツ類をトッピングしてあえても美味しいです。
料理とスパイスそして福祉にご興味のある方は、私たちと一緒に「スパイス・クック・サンバンド」の活動しませんか!
ソーシャルワンカー達と一緒に、皆さまのご参加をお待ちしています。
スパイス・クック・サンバンド活動の詳細
★開催日:偶数月(2月・6月・8月・10月・12月)の第四日曜日/奇数月(1月・5月・7月・11月・1月)の第四土曜日
★時 間:13時30分~16時
★場 所:まなぽーと大原調理室(板橋区大原町5番18号/都営三田線「本蓮沼」駅下車A3出口より徒歩5分
またはシェアスペース向日葵(板橋区坂下2-15-14 3F/都営三田線「蓮根」駅下車徒歩1分
★参加費:600円(1回ご参加ごとの清算になります)
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