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3.精神保健福祉相談援助の基盤(出題数:15問)

<出題傾向と対策>

この科目は、設問数だけでなく、事例も多く確実に得点源にしたいところですが、精神保健の課題と支援と同様に満点を目指さない学習の方が良いと思います。3~4問程度の問題は、最初から捨てましょう例えば、20回試験の場合「最も早く設立された社会福祉に関する職能団体」や「チームビルディング」の問題などは、あまり拘らずに、直観で解答し正解できればラッキーくらいの気持ちで良いのではないでしょうか。その代わり、精神保健福祉士法やソーシャルワークの基本的な事柄は90%の理解と記憶を目指し、この領域から出題が出た場合は、確実に得点できるようにしましょう。   精神保健福祉士法からの出題は、ほとんど限定されます。   条文自体が少なく、試験に関する規定などもあるため、実際に知っておかなければならないところはわずかです。具体的には、第2条、3条、38条、39条、40条、41条、42条です。出題される可能性は高く範囲は狭いので勉強しない理由はありません   ソーシャルワークの基本的な事柄は、事例問題としても出題されています。   どのような問題が出されるかの予想は難しいですが、過去問を活用しながら感覚的に回答できるような訓練を積んでいきましょう。専門職の職務内容は出題の可能性があります。精神保健福祉士との関わりを意識しながら、他職種を理解するようにしましょう。加えて、国際ソーシャルワーカー連盟の定義なども重要です。   令和元年度(第22回)の試験問題でも、問題の半分は、専門用語や人名と業績を押さえていないと解くのが困難でした。しかし、これまで他の科目で取り上げられていたものも含まれており、(問24、問32)ポピュラーなものが多いので、過去問学習をしっかり勉強してきた人は、落ち着いて解けたのではないでしょうか。 残り半分は、その場で考えて解くタイプの問題です。こちらは一読しただけでは答えを判別するのが難しいものが多かったように感じます。やはり、最後は基礎知識の有無で差が出ます。国語力だけで解ける時代はすでに終わりを迎えていると思ったほうがよいでしょう。  

<学習の効率を上げるコツ>

①事例問題は過去問学習を最大限活用し、知らない用語を調べ、整理する習慣をつける。 ②確実に点を取れる精神保健福祉士法をマスターする。 ③単純暗記ものは後回しにするか、隙間時間に何度も見るようにしましょう。

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