お知らせnews

27.子どもの食と栄養(H31年-前期)3/4

問11 次の文は、学童期の心身の特徴と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 乳歯の永久歯への生えかわりは、9歳頃から始まる。 B 生活の夜型化は、朝食の欠食につながりやすい。 C 学童期は、成長に不可欠なカルシウムや鉄の摂取に留意する。 D 学童期の肥満は、成人期の肥満に移行しにくい。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○  ○  ×  ○ 2 ○  ○  ×  × 3 ○  ×  ○  ○ 4 ×  ○  ○  × 5 ×  ×  ×  ○   この問題も常識的に解けるのではないかと思います。 Aが少し紛らわしいですが、例え乳歯から永久歯への生えかわりの時期を知らなくても答えは出せますね。BCDの正誤は大体分かると思いますので。全選択肢を理解する必要はなく、答えが出せれば良いと考えましょう。 ちなみに、乳歯から永久歯への生えかわりは6歳頃から始まり、12歳ぐらいで終わります。

【正解4】

問12 次の文は、「平成 28 年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)における 20 〜 29 歳の男性の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 肥満者(BMIF25kg/m2)の割合は、成人男女の年齢層の中で最も高い。 B 朝食の欠食率は、成人男性の中で最も高い。 C 野菜摂取量の平均値は、成人男性の中で最も低い。 D 1日の歩数の平均値は、成人男女の年齢層の中で最も高い。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○  ○  ○  × 2 ○  ×  ×  × 3 ×  ○  ○  ○ 4 ×  ○  ×  ○ 5 ×  ×  ○  ○   多分、常識問題。 Aは✕でしょう。周りを見れば分かります。 Bは多分〇という感じです。学生の時期は、親が朝食を準備してくれますし、30歳以降になると結婚している人の数が増え、朝食の習慣が増えそうです。高齢期になると朝食を食べる人の数は多いと推論できますね。 Cは微妙な感じですね。でも、多分〇かな。 野菜の摂取量は、成人女性の20~29歳の方が20~29歳の男性よりも少なくなっています。少し意外でした。 Dも悩みますね。〇って感じだと思います。 CDは△としても、ABの推論で正解率は50%になります。本問の注意点としては、成人男子の中での比率成人男女での比率に分れていることを見落とさないことです。推測だけでは、答えが出しにくい問題でした。早めに見切りをつけても良かったかもしれません。 詳しく確認したい人は、「平成 28 年国民健康・栄養調査」を読んでみてください。

【正解3】

問13 次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(「健やか親子 21」推進検討会報告書)(平成 18 年:厚生労働省)の一部である。誤ったものを一つ選びなさい。 1 妊娠したら、健康なからだづくりを 2 お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日は、からだと心にゆとりのある生活から生まれます 3 母乳育児も、バランスのよい食生活のなかで 4 たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう 5 からだづくりの基礎となる「主菜」は適量を   「妊産婦のための食生活指針」は50ページぐらいあるものです。 これも全文読むのは難しいと思います。暗記するのは更に困難です。 基本的には、この選択肢の中からおかしなものを探す訓練をするということになります。 一つだけ変だとすると、1になります。 妊娠してから健康なからだづくり、というのは少し無理がありますし、ちょっと遅いですね。

【正解1】

問14 次の文は、人工乳および調乳法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 乳児院や病院など多人数の乳児を対象として、数回分のミルクをまとめて調製する方法を無菌操作法という。 B アミノ酸混合乳は、重篤なアレルギー児用の人工乳である。 C フォローアップミルクの使用開始月齢は、生後6か月である。 D ペプチドミルクは、たんぱく質を分子量の小さいペプチドに酵素分解したものである。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○  ○  ○  × 2 ○  ○  ×  × 3 ○  ×  ○  ○ 4 ×  ○  ×  ○ 5 ×  ×  ○  ○   赤ちゃんのエネルギー源です。 A 無菌操作法とは、消毒済みの哺乳瓶に湯と粉乳を入れ、消毒済みの乳首をつけて行います。実際には無菌ということではなく、細菌が増殖するのを防ぐために、授乳の都度行う小規模な調乳に用いられます。大規模に行う時は、終末殺菌法を使います。終末殺菌法は、よく洗った哺乳瓶に調合済みの乳汁を入れ、最後に瓶のまま殺菌を行う方法です。 B アミノ酸混合乳とは、アミノ酸乳(タンパク質を含まない、完全にアミノ酸まで分解した乳)を混合したものです。たんぱく質の抗原性は、たんぱく質を加水分解し、低分子化することによって低減しますが、アミノ酸混合乳はアミノ酸まで分解したたんぱく質を含まない乳を混合したものです。 C フォローアップミルク生後9か月ぐらいからが目安です。 D 一般にアミノ酸50個以上結合したものをたんぱく質といい、50個未満のものはペプチドと呼ばれます。つまり、アミノ酸乳ほどアレルギー用ではありません。アレルギーの可能性のある乳幼児に用いられるという感じです。記述のように、たんぱく質を分解したものです。

【正解4】

問15 次の文は、「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果の概要」(厚生労働省)における授乳期の栄養方法に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。 A 10 年前に比べ、授乳期の栄養方法は、母乳栄養の割合が増加した。 B 母乳を与えている割合は、混合栄養も含めると生後3か月で約 90%であった。 C 「出産後1年未満に働いていた者」の母乳栄養の割合は、10 年前に比べて減少した。 D 授乳について困ったこと(総数)は、「母乳が足りているかどうかわからない」が最も高かった。 (組み合わせ)   A B C D 1 ○  ○  ○  × 2 ○  ○  ×  ○ 3 ○  ×  ×  ○ 4 ×  ○  ×  ○ 5 ×  ×  ○  ×   母乳の割合について知っているかどうかが正誤を分けたのではないでしょうか。 母乳栄養の割合は、混合栄養や人工栄養よりも高く、10年前(平成17年)よりも増えています。これは、働いていない人も働いている人も同様です。つまり、ここでAが〇で、Cが×ということが分かります。すると選択肢は、2と3に絞られ正解の確立は50%になります。BDについて知らなければ迷うかもしれませんが、Dの不安はもっともな感じですね。

【正解2】

一覧に戻る