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2.保健医療サービスの知識等(20問)

<出題傾向と対策>

2018年までは、基礎と応用に分かれていた科目ですが、2019年の試験から形式的な区分けが廃止されています。しかしながら、出題領域や学習の方法が変わった訳ではありません。
学習領域は、大きく分けて次の2つです。 ①介護支援専門員として実際に関わる可能性の強い疾病や症状 ・高齢者に関する症状、疾病(認知症、感染症、急変時の対応など) ・呼吸管理、栄養管理、バイタルサイン、ターミナルケア及び終末期 ・介護予防の知識 ②介護保険のいわゆる医療系のサービス 訪問看護/看護小規模多機能/通所リハビリテーション/介護医療院/介護老人保健施設/居宅療養管理指導/訪問リハビリテーション/短期入所療養介護/定期巡回・随時対応型訪問介護看護 ※認知症対応型通所介護、認知症対応型共同生活介護が含まれる場合もある。 いずれにせよ、医療系の知識がある人が有利であることは否めません。加えて、介護職員等として、普段から接する機会のある利用者や事象に対しての知識が求められていますので、現場経験が豊富な人は、比較的取組みやすい科目ではないでしょうか。 仮に、この科目が苦手だとしても、病院から施設、病院から自宅、施設から自宅という時代の流れの中、必要な知識は増えていくと思われます。加えて、福祉・介護と医療との連携強化という意味においても、共通言語としての医療知識(用語)が求められます。 また、試験対策としても、次に来る福祉サービスの知識等よりは、得点しやすい問題が多い傾向にあるので、やはり、一定程度は勉強するしかありません。 時間的な余裕があれば、病院・医療系施設から退院・退所時の福祉用具、住宅改修との連携等(環境整備)医療機器等も時間があれば学習しておくと良いでしょう。

<学習の効率を上げるコツ>

①高齢者に多い症状や疾病などを整理する。まずは、認知症、感染症、急変時の対応を押さえよう! ②医療系サービスと介護・生活系サービスという観点で学習する。単独でのサービス利用だけのものと同時に利用できるサービスを整理するのがポイント! ③医療機器については、ネット情報も活用し写真や図を見ておく。

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