2. 人間関係とコミュニケーション(R元年-第32回)
問題 3 他者とのコミュニケーションを通した自己覚知として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 自己の弱みより強みを重視する。
2 自己の感情の動きとその背景を洞察する。
3 自己の行動を主観的に分析する。
4 自己の私生活を打ち明ける。
5 自己の価値観を他者に合わせる。
自己覚知とは。難しい用語が出てきました。
自己覚知とは、援助者自身が自分自身を知るという意味で使われる用語である。
4,5が違うことは、すぐ分かると思いますので、分かり難い記載の解説を記載しておきます。
1:自己の弱みや強みを知ることは自己覚知と言えますが、重視することではありません。
3:主観的ではなく、客観的に把握することです。
【正解2】
問題 4 高齢者とのコミュニケーションにおける配慮として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 相手と視線が合わせられる位置で話す。
2 相手には座ってもらい,自分は立ったまま話す。
3 初対面のときから相手と密着した距離で話す。
4 相手の表情があまり見えない薄暗い場所で話す。
5 たくさんの人がいる,にぎやかな場所で話す。
消去法で解いていく問題です。
おかしなものを一つずつ消去していきましょう。
2:自分は座っていて、相手が立ったままなら落ち着かないと思います。
3:初対面から密着はおかしいです。
4:初対面の人と薄暗い所で話すのは、ちょっと怖いですね。
5:少し迷うとしたら、この選択肢ではないでしょうか。大勢の中で話すのは落ち着きませんし、プライバシーの問題もあるので最も適切とは言えません。
【正解1】
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