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19.更生保護制度(出題数:4問)

<出題傾向と対策>

出題基準は、①更生保護制度の概要、②担い手、③関係機関・団体との連携、④医療観察制度の概要、⑤動向と課題、に分類できます。このうち最も出題率が高いのは、②の担い手に関する設問で出題率50%を占めています。続いて、①の更生保護の概要に関する出題が40%程度となっており、③と④と⑤はそれぞれ10%弱です。また、基本項目をしっかり整理し、重要ポイントを押さえておけば、確実に得点が上積みできる出題が多い傾向が伺えます。   保護観察、保護観察官、保護司は、頻出キーワードBEST3であり、絶対にハズしてはならない問題だと言えるでしょう。   本科目は、日常生活を送る上で、あまり馴染みの無い領域であるため、イメージがつかみ難いという受験生が少なくありません。苦手意識を持つ人の多くは、聞きなれない言葉への戸惑いや全体像の把握ができていない傾向が強いようです。   本科目は出題領域が明確で、非常にポイントが絞りやすいので、まずは、更生保護制度の全体像がイメージできるようにすることが先決です。   試験勉強をする上では、兎に角、知識の幅を広げたくなるものですが、本科目に関しては、急がば回れです。頻出キーワードBEST3である、保護観察保護観察官保護司を中心とする基本項目をしっかり整理しましょう。重要ポイントを押さえつつ、全体像のイメージにおいて、この3つのキーワードがどのような動きをすることで、制度が運用されているかということを、しっかり頭に叩き込んでおくことが必要です。例え、曖昧な知識であったとしても、しっかりと骨格を押さえておくことで、試験本番で応用力と得点力を発揮することが可能となるでしょう。   令和元年度(第32回)の試験問題では、基本的知識と推論を駆使することで、問147以外は解くことができたのではないでしょうか。ところで、(午後の問題を順番に解いた場合)就労支援サービスのあたりになると残り時間も少なくなってくる人が多いと思われます。その場合、就労支援サービスと更生保護は2科目(計8問)で1点取れば足切りされないことを思い出して下さい。少しでも時間に余裕があるなら、1点取ることを考える。まったく時間がない場合でも、そのことを意識しているか否かが合否を分ける場合があることを忘れないで下さい。  

<学習の効率を上げるコツ>

①関係機関と団体を中心に、更生保護制度の概要(成人)/(少年)を理解する。 ②医療観察制度の概要を理解する。 ③更生保護の動向と課題を確認しておく。  
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