同じ材料・同じスパイスでこうも違うのか!!
こんにちは!スパイス・クック・サンバンドです。
あけましておめでとうございます。
今年も少しづつではありますが、活動の様子をアップしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
さて、昨年末に講師の先生を招いて、真逆の発想で作る新しいカレーの作り方を教えてもらいましので、今回はその復習を兼ねて作り方対決をしてみました。
A班は、従来の「炒めてから煮るカレー」
B班は、新技の「煮てから炒めるカレー」です。
もちろん、材料は全く同じ。スパイスの分量も全く同じで、もっとも単純なチキンカレーを作りました!
気になる結果は、後程、お伝えするとして、まずは、レシピをご紹介します。
🐾もっとも単純なチキンカレー(材料:4人分)🐾
・米 4合
・鶏もも肉 400g
・にんにく 1片
・生姜 1片
・玉ねぎ 1個
・トマト缶ホール 1/2缶
・塩 小さじ1/2
・水 300cc
・植物油 大さじ3
ホールスパイス
・クミン 小さじ1/2
・カルダモン 2粒
パウダースパイス
・コリアンダー 大さじ2
・ターメリック 小さじ1/2
・レッドチリ 小さじ1/4
🐾作り方🐾
1.お米は良く研いで、分量通りの水加減で炊いておく。
2.にんにく、生姜は粗みじん切り、玉ねぎは大きめのくし切り、鶏モモ肉は一口大にカットしておく。
ここから、A班とB班で作り方が変わります。
まずは、A班の作り方
3.フライパンに油を敷いて、にんにく、生姜、ホールスパイスを入れて香りが出るまで炒める。
4.3に玉ねぎを投入して飴色になるまで更に炒める。
5.玉ねぎが十分飴色になったら、トマト缶を入れてトマトをつぶしながら水分をしっかり飛ばす。
6.5にパウダースパイスを入れて、混ぜ合わせたら、鶏肉を入れて表面が白っぽくなるまで炒める。
7.6に分量の水を入れて、鶏肉に火が通るまで煮込む。(約15分程度)
8.塩で味を調えて完成
続いて、B班の作り方
3.鍋に分量の水を入れ、にんにく、生姜、玉ねぎ、鶏肉、トマト缶を全て投入したら約15分中火に煮込む。
4.ザル等を使って、3の具材とスープを分ける。
5.同じ鍋に油を入れて、ホールスパイスと4で分離した具材を入れて、水気が無くなるまで炒める。
※この時、トマトのカタチが残っていたら、トマトは潰す様にする。
6.5の水気が十分に無くなったら、パウダースパイスを入れて4で取り分けたスープを入れ、軽く温まったら塩で味を調えて完成
どっちが勝ったか、結果発表!!
軍配は、ドローでした。(@^^)/~~~と言うのも、写真では少し分かり難いのですが、A班のカレーは、何故か?ものすごーく辛くなってしまい、最後にコンソメを投入したのでした。
その為、コンソメのパワーで出汁感が強くなり、結果、美味しく感じられるという結果になりました。
最後のコンソメが無かったら、B班の方が美味しいという結果になったと思いますし、仮に、B班にも最後コンソメを入れたらB班が勝利したのかもしれません。
面白かったのは、同じ分量のスパイスなのに、どうして作り方の違いでこんなにも味が違ってしまうのだろうということです。
「玉ねぎの炒めが足りなくて、甘みが弱かったのかも」とか「煮込みすぎてスパイスの香りが飛んでしまい、辛みだけが残ったのかも」等々、いろんな意見がでました。
次回、この辺りもことも実験して解明していきたいと思います。
もとあれ、どちらのカレーも美味しく完成して、楽しい時間を過ごすことができました(#^^#)
料理とスパイスそして福祉にご興味のある方は、私たちと一緒に「スパイス・クック・サンバンド」の活動しませんか!
ソーシャルワンカー達と一緒に、皆さまのご参加をお待ちしています。
スパイス・クック・サンバンド活動の詳細
★開催日:毎月第2土曜日と第4日曜日
★時 間:13時30分~16時
★場 所:まなぽーと大原調理室(板橋区大原町5番18号/都営三田線「本蓮沼」駅下車A3出口より徒歩5分
またはシェアスペース向日葵(板橋区坂下2-15-14 3F/都営三田線「蓮根」駅下車徒歩1分
★参加費:500円(1回ご参加ごとの清算になります)
お申込みは、E-Mail(fukushiouen@gmail.com)または「お問合せフォーム(項目その他)」より、ご連絡ください。