6.生活支援技術(出題数:26問)
<出題傾向と対策>
全ての科目の中で最も問題数が多くなっています。
得点源にしたい科目です。
この科目を敢えて二つに分けると、次の二通りになります。
① 個別の利用者対応の仕方(例えば、片麻痺の方・視覚障害の方・嚥下障害のある方)
② 一般的、全体的な対処の仕方(例えば、食中毒・季節の食事・死後の処置)
また、次のようにも分けられます。
・身体的な介助に関すること
・身体的な介助を伴わない洗濯・環境整備など
更に、次のようにも分けられます。
*在宅での対応
*施設での対応
この科目は、広く浅く勉強。それと並行して、過去問学習を行い厳密な知識がなくても問題が解けるようなトレーニングを行うことです。
第33回も生活に関する幅広い分野からの出題です。ただ、高齢者などが対象の為、生活といっても服薬等の医療的な観点もあります。
また、死に関する問題が3問。人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセス、死期が近づいたときの介護、デスカンファレンスです。
高齢化の進行により、看取りケアは施設だけでなく、在宅でも増加していきます。死にまつわる問題は増加するかもしれません。
新型コロナウィルスの影響もあり、第34回試験は感染症対策にも要注意ですね。
<学習の効率を上げるコツ>
① 教科書、参考書などは、さっと読む。
② 過去問学習で解答の仕方を身に付ける。
③ 法令の改正などが絡まない分野なので、過去3年分の試験問題を解く意味合いが他の科目よりも大きい。
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