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6. 介護の基本(R2年-第33回)2/2

問題 22 施設利用者の多様な生活に配慮した介護福祉職の対応として,最も適切なものを 1つ選びなさい。 1 夜型の生活習慣がある人に,施設の就寝時刻に合わせてもらった。 2 化粧を毎日していた人に,シーツが汚れるため,化粧をやめてもらった。 3 本に囲まれた生活をしてきた人に,散乱している本を捨ててもらった。 4 自宅で畳に布団を敷いて寝ていた人に,ベッドで寝てもらった。 5 自宅で夜間に入浴をしていた人に,夕食後に入浴してもらった。   多様な生活に配慮というところがポイントです。 一般的に良いと考えられている対応をするわけではありません。 1~4はすべて、施設側の都合で組み立てられているばかりでなく、多様性や本人の好みを否定しています。

【正解5】

  問題 23 介護医療院に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1つ選びなさい。  1 入所できるのは要介護 3 以上である。 2 介護医療院の開設は市町村から許可を受けなければならない。 3 入所者のためのレクリエーション行事を行うように努める。 4 入所者一人当たりの床面積は,介護老人福祉施設と同じ基準である。 5 サービス管理責任者を 1 名以上置かなければならない。   介護医療院は2018年に創設されて既に3年が経っています。 介護老人福祉施設や介護老人保健施設と比較をしながら学習しましょう。 1:要介護3以上を基本とするのは介護老人福祉施設です。介護老人保健施設及び介護医療院は要介護1以上です。 2:介護医療院は市町村の許可ではなく、都道府県知事の許可です。 3:適切 4:介護医療院の床面積は介護老人保健施設と同様に8.0㎡です。介護老人福祉施設は10.65㎡です。 5:サービス管理責任者を置くという規定はありません。

【正解3】

  問題 24 Eさん(女性,82 歳,要介護 1 )は,夫(80 歳)と二人暮らしである。膝の痛みがあるが,夫の介助があれば外出は可能である。最近Eさん宅は,玄関,トイレ,浴室に手すりを設置している。Eさんは料理が趣味で,近所のスーパーで食材を自分で選び,購入し,食事の用意をしたいと思っている。こうした中,Eさん宅で介護支援専門員(ケアマネジャー)が関係職種を招集してサービス担当者会議を開くことになった。 Eさんの思いに添ったサービスの提案として,最も適切なものを 1つ選びなさい。 1 訪問介護員(ホームヘルパー)による調理の生活援助の利用 2 介護支援専門員(ケアマネジャー)の手配による配食サービスの利用 3 社会福祉協議会の生活支援員による日常生活自立支援事業の活用 4 福祉用具専門相談員の助言による四輪歩行車の利用 5 通所介護(デイサービス)の職員による入浴サービスの利用   Eさんの思いは明確ですね。自分で買い物をし、食事の用意をしたいということです。 また、ある程度の歩行能力があることも分かります。料理という選択肢がありませんので、迷うかもしれませんが、自分で買物という点に着目すれば答えは出ます。

【正解4】

  問題 25 介護施設におけるプライバシーの保護として,最も適切なものを 1つ選び なさい。 1 ユニット型施設は個室化が推進されているため,各居室で食事をしてもらった。 2 個々の利用者の生活歴の情報を,ルールに従って介護職員間で共有した。 3 個人情報記録のファイルを,閲覧しやすいように机の上に置いたままにした。 4 着衣失行があるため,トイレのドアを開けたままで排泄の介護を行った。 5 家庭内の出来事や会話の内容は,情報に含まれないため記録しなかった。   寝食分離の原則(寝る場所と食事の場所を分ける)適切なプライバシー保護の問題です。 1:寝食分離に反します。 2:適切 3:誰が見るか分かりません。 4:排泄は最もプライバシーに配慮しなければならない事柄です。 5:家庭内の出来事や会話の内容は,本人の意思の推定や生活歴を考える場合の重要な情報です。

【正解2】

  問題 26 ハインリッヒ(Heinrich, H.)の法則に関する記述として,最も適切なもの を 1つ選びなさい。 1 機能障害,能力障害,社会的不利という障害をとらえるための分類である。 2 人間の自己実現に向けた欲求を 5つの階層で示したものである。 3 一つの重大事故の背景には,多くの軽微な事故とヒヤリハットが存在する。 4 患者が余命を知らされてから死を受容するまでの心理的プロセスである。 5 生活課題を抱えた人の支援をする上で必要な 7つの原則である。   ハインリッヒの法則は最も有名な法則の一つです。 1:ICIDHの分類です。 2:これも非常に有名な理論です。マズローの5段階説です。必ずチェックしておいてください。三角形の図で確認するのが覚えやすいと思います。 3:適切。1件の重大事故の周りには29件の軽微な事故があり、更にその周りには300件のヒヤリハットが存在するということです。 4:おそらくキューブラーの受容の話しです。否認:自分の死を拒絶する、怒り:自分の死に対する怒りを周囲に向ける、取引:死を回避するべく神と取引する、抑うつ:死への恐怖からの喪失感、受容:自分の死を受け入れる。という流れです。 5:おそらくバイステックの7原則のこと。①受容の原則、②秘密保持の原則、③個別化の原則、④非審判的態度の原則、⑤統制された情緒関与の原則、⑥意図的な感情表出の原則、 ⑦自己決定の原則。 どれも重要な事項です。頑張って覚えよう。

【正解3】

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