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4.現代社会と福祉(出題数:10問)

<出題傾向と対策>

本科目は、非常に出題範囲が広いです。ただし、社会保障,低所得者に対する支援,地域福祉論とかぶる部分が沢山あり、実際,それらの科目との間で問題が交互に出されることもあります。   過去問学習を上手に活用して、他科目との共通項目を見つけ出し、効率良く学習しましょう!   出題基準は8項目に分類されていますが、この全範囲を6つに分けて出題頻度を示すと,①福祉と福祉政策の理念(★)②福祉制度の発達過程(★★★)③福祉政策における必要と資源(★★★),④福祉政策の論点(★★★),⑤福祉の関連政策(★★★),⑥諸外国の福祉政策の動向(★)となります。もっとも,このように分けても④や⑤はその中でさらに細分化されるため,気休め程度の分類に過ぎません。本科目の内容は,社会保障や生活保護制度のようにシンプルに理解できない部分も多いです。抽象性の高い科目であることから,苦手意識が強い人には厄介な科目かもしれません。   人名や外国の福祉政策に関する問題の出題頻度はそれほど高くありませんが、カタカナ(横文字)の用語が多く,歴史,理論,人名は,日本よりも外国のものがよく出題されます。   令和2年度(第33回)の試験問題は、前半の5問は比較的解きやすいが、後半の5問は各人の得意分野かどうかで正解が割れたと思われる。後半の問題の中で知識があまりなくても解きやすいのは問31である。 ただし、この問題はケアレスミスをする可能性が高くなるような細工がしてある。後半の問題は、その場での閃き、直感によっても出来が左右されたのではないだろうか。 ここ数年の中では比較的点が取りにくかったのではないか。こういう問題のときは、確実に取れる問題(多くの人が解ける問題)を取りこぼさないことが大切である。  

<学習の効率を上げるコツ>

①重要事項について整理し理解する。この時、議論の背後にあるものを意識するように! ②①ができたら、過去問学習で「自分なりの解き方」「考えて問題を解く力」を身に付ける。 ③過去問学習を活用し、他科目との共通性を見つけ出す。

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