4.介護の基本(出題数:10問)
<出題傾向と対策>
利用者への対応や社会福祉士及び介護福祉士法などは、毎回のように出題されますが、他はバラバラな感じです。何が出題されるのか絞りにくい科目です。
利用者対応や社会福祉士及び介護福祉士法以外では、個人情報、防災、育児介護休業法、ストレスチェック、EPAなどです。
所謂、介護に関する基本的なことの何が出題されるか分からない科目、もしくは非常に広範囲な中から出題されるということです。
試験センターの出題基準を見ても、問題数のわりには項目が多くなっています。
① 社会福祉士及び介護福祉士法
② 基本的な利用者対応
③ 個人情報保護の考え方
少なくとも上記は確実に押さえておきましょう。
社会福祉士及び介護福祉士法は、介護福祉士に関して書かれているところは最低でも覚えましょう。
法律と言っても難しくはなく、分かりやすい条文です。
利用者への対応は、実践と試験問題の違いを意識しながら日々仕事をしましょう。
早めに過去問を解いて出題パターンになれると良いでしょう。
第33回は、社会福祉士及び介護福祉士法からの出題はありませんでしたが、学習を怠らないでください。自立支援、リハビリ、施設の生活、サービス担当者会議の内容等からの出題がありましたが、根底は利用者の生活の質の向上にあると言えます。利用者の生活の質の向上という課題に対して、多面的に学習していきましょう。
<学習の効率を上げるコツ>
① 出題範囲が広い割には問題数が多くないので、教科書はさっと読む。
② 過去問で解答パターンになれる。
③ 社会福祉士及び介護福祉士法は必ずチェックする。
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