3.社会の理解(出題数:12問)
<出題傾向と対策>
広範囲な法律や制度から出題されます。白書に関しては、毎回出題されますが、1問程度です。
介護に直接的に関係のない法律や制度に関しては基本的な事項からの出題ですが、介護保険法と障害者総合支援法からは細かな内容の問題もあります。
以下、頻出順です。
①介護保険法(過去4年間で共生型サービス等も含めると14問程度出題されています。)
②障害者総合支援法(過去4年間で共生型サービス等も含めると8問程度出題されています。)
③医療保険及び白書は毎回1問程度
④虐待防止法、障害者差別解消法、障害者基本法、医療法、生活保護法、憲法及び社会保障制度全般
介護保険法を中心に学習し、障害者総合支援法との違いもチェック。
介護保険と医療保険を比較しながら学習。次に、障害者総合支援法は、障害者基本法と障害者差別解消法を意識しながら学習しましょう。
虐待防止法は、障害者虐待防止法と高齢者虐待防止法及び児童虐待防止法を比較しながら学習。生活保護法は、憲法25条と一緒に学習しましょう。
第32回も介護保険制度が中心であった。それ以外で注目したいのは、働き方改革などの流行りの話題から問題が出ていること。
介護福祉士試験は国家試験であり、国の政策の方向性と密接に絡むのは当然です。
<学習の効率を上げるコツ>
①介護保険法と障害者総合支援法を軸に学習しましょう。どちらかと言えば、介護保険法を中心に。
②介護保険法と障害者総合支援法は、幅広い知識が必要になります。
③その他の社会保障制度は、制度の概略を中心に学習しましょう。
④白書の問題は捨てるぐらいが時間効率は良いかもしれません。
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