13.総合問題(出題数:12問)
<出題傾向と対策>
事例問題の形式にはなっていますが、問題文のヒントから答えを導き出せないしっかりとした知識が必要なものが多くあります。文字通り、総合的な知識が必要なのかもしれません。
このことを逆に言えば、この科目から取り組むことによって介護福祉士試験で何を学ぶべきかが早く分かることになります。
難しいかもしれませんが、解けなくても良いので、まずこの科目の過去問題を見てみることから学習を始めるのをお勧めします。
また、他の科目と比べて、介護保険法と障害者総合支援法の関係では障害者総合支援法からの出題が多くなっています。
介護給付・訓練等給付・地域生活支援事業・相談支援事業の大きな枠組みと各々の概要を押さえましょう。
介護保険法と障害者総合支援法の用語は似たものが多いので、対照表を作りましょう。
大まかには、
介護給付(障害)⇔在宅、施設、地域密着型サービス(介護)
訓練等給付(障害)⇔該当無し(介護)
地域生活支援事業(障害)⇔地域支援事業(介護)
相談支援事業(障害)⇔居宅介護支援(介護)
です。
第33回は代表的な疾病や症状、声掛け、杖歩行、障害者の参加に関する用語、疥癬(感染症)、グループホームに関する制度、発達障害の障害名、発達障害者・児の利用できるサービス名、病院から施設への移行、職種の理解等から出題されています。
的を絞るのは不可能ですね。地道に基本を学習していきましょう。
<学習の効率を上げるコツ>
① 解かなくても良いので、まずは過去問を見てみる。
② 過去問の中でその後法令の改正があった部分は、マーカーなり、赤ボールペンなどで印をつける。
③ 介護保険、障害に関する制度以外の社会保障などは、基本的なことだけを覚える。
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