問 11 次の業務のうち、「子育て世代包括支援センターの設置運営について(通知)」(平成 29 年3月31 日 厚生労働省)に示された、子育て世代包括支援センター(母子健康包括支援センター)の必須の業務でないものを一つ選びなさい。
1 妊産婦や乳幼児の実情を把握する。
2 妊娠・出産・子育てに関する各種の相談に応じる。
3 必要に応じて個別の妊産婦を対象とした支援プランを策定する。
4 保健医療や福祉の関係機関との連絡調整を行う。
5 母子健康手帳の交付を行う。
この問題は山勘でもいいから当てて欲しい。
母子健康手帳の交付は市町村(特別区含む)が行います。
【正解5】
問 12 次の文は、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」の2「保育所を利用している保護者に対する子育て支援」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
(3) 不適切な養育等が疑われる家庭への支援
ア 保護者に育児不安等が見られる場合には、保護者の希望に応じて( A )を行うよう努めること。
イ 保護者に不適切な養育等が疑われる場合には、( B )や関係機関と連携し、( C )
で検討するなど適切な対応を図ること。また、虐待が疑われる場合には、速やかに( B )又は児童相談所に通告し、適切な対応を図ること。
(組み合わせ)
A B C
1 個別の支援 市町村 社会福祉協議会
2 特別な配慮 都道府県 社会福祉協議会
3 個別の支援 都道府県 要保護児童対策地域協議会
4 個別の支援 市町村 要保護児童対策地域協議会
5 特別な配慮 市町村 社会福祉協議会
児童虐待はますます社会問題として重要になってきています。
埋めやすい所から埋める。
Cが一番分かりやすいのではないでしょうか。次にBでしょう。CとBが分ればこの問題は解けます。
A:個別の支援
B:市町村
C:要保護児童対策地域協議会
【正解4】
問 13 次の図は、児童福祉施設等に入所している児童の人数に関する調査結果である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
図
選択肢から、Aが児童心理治療施設でなさそうなのは確かです。
このことから、Aは母子生活支援施設か乳児院、Bも母子生活支援施設か乳児院の2択です。CとDも同様に児童心理治療施設と自立援助ホームの2択と考えて良さそうです。施設数に対して、ぼんやりとしたイメージを持っていれば解けるかもしれませんが、正確には統計データを覚える必要があります。問題数こそ多くありませんが、類似問題は定期的に出題されています。
【正解4】
問 14 次のうち、「児童福祉法」に規定される「障害児通所支援」の種類として正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 児童発達支援
B 放課後等デイサービス
C 保育所等訪問支援
D 医療型児童発達支援
E 児童自立生活援助
(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ○ ×
3 ○ ○ × × ○
4 × ○ × ○ ×
5 × × ○ × ○
児童福祉施設よりは出題は少ないのですが、大まかなところは押さえておきましょう。
まず、通所支援の種類に入る前の整理として、通所・入所及び在宅での支援を整理しましょう。通所と入所の整理においては、通所と入所の両方を行っている施設もありますので注意が必要です。
A:正しい。
B:正しい。
C:正しい。(ちょっと間違いそうです。)
D:正しい。
E:間違い。
(問8の自立援助ホームを復習しておきましょう。)
【正解2】
問 15 次の少年非行に関する記述のうち、不適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A 触法少年とは、刑罰法令に触れる行為をした 12 歳未満の者である。
B ぐ犯少年とは、犯罪行為をした 14 歳以上 20 歳未満の者である。
C 少年鑑別所は、家庭裁判所の求めに応じて、鑑別を行う。
D 2005(平成 17)年以降、触法少年及びぐ犯少年の補導人数は、いずれも減少傾向にある。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
少年法の問題です。
A:触法少年とは、家庭裁判所の審判に付される非行のある少年で14歳未満の者。
B:ぐ犯少年とは、保護者の正当な監督に服しない性癖があるなど,その性格又は環境に照らして,将来,罪を犯し,又は刑罰法令に触れる行為をするおそれがあると認められる少年で20歳未満の者。
C:適切
D:適切
【正解1】