11.こころとからだのしくみ(出題数:12問)
<出題傾向と対策>
科目名が漠然としているだけでなく、試験センターの中項目、小項目は膨大な量があり、的が絞りにくいと言えます。
ただ、こころのしくみよりもからだのしくみの方からの出題が多い傾向にあります。
どんな問題が出るかを考えるのは、あまり意味がないかもしれません。
今までの総まとめといった感覚で取り組みましょう。
その上で、過去問学習を通じて問題を解く力を養いましょう。
敢えて、ポイントを絞ると
① 施設等で対応する可能性が強い疾病を中心に学習
② 中枢神経では、記憶に関すること
この科目は、的を絞った学習ではなく、教科書・参考書などをさらっと読む。一回当たりの学習はあまり時間を掛けないで、何回か繰り返す
のが良いのではないかと思います。
第33回でも、からだのしくみからの出題が多い。体温、義歯、安静と筋力低下、栄養素、食事摂取、入浴、失禁の種類、便秘、睡眠(高齢)・睡眠(一般)、死斑です。死斑以外は、日常的に接している事柄です。常日頃の仕事と密接に関係しています。仕事が終わった後に振り返ってみるのが効果的です。こころのしくみからと思われるのは、PTSDです。睡眠に関してもこころのしくみと言えるかもしれませんが。
<学習の効率を上げるコツ>
① 教科書などの学習は時間を掛けないで繰り返し読む。
② 膨大な知識を得るという感覚ではなく、基本知識で問題が解けるという解答力を養う過去問学習を意識する。
③ 自分の仕事と関係が深い部分や興味がある部分を学習し、自信をつける。
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