6.精神障害者の生活支援システム(出題数:8問)

<出題傾向と対策>

障害者の定義はよく出題されます。代表的な法律の障害者の定義を覚えましょう。20回試験では、障害者基本法、精神保健福祉法、障害者総合支援法、障害者雇用促進法、障害者差別解消法からの出題ですが、これに加えて障害者虐待防止法及び児童福祉法の障害児の定義も押さえておきましょう。
 
重要項目としては、居住支援と就労支援があります。この二つに関しては、ほぼ同様な視点での学習になります。次に示す学習の視点を参考に学習を進めてください。
 

居宅支援と就労支援を学習する時の整理と比較の視点
概要を押さえる。専門職の役割と連携。支援の実際(常に精神保健福祉士の視点を意識する)、関係する組織。関係する組織には、国・都道府県・市町村があります。各々の役割と設置義務がある組織を整理しておきましょう。また、設置義務には必ず設置しないとならないものと設置が努力義務になっているものとがありますので、義務と努力義務の違いも意識してください。同時に、各々の組織の中での精神保健福祉士の役割を理解しましょう。ピアサポーターについても押さえておきましょう。

 
この科目は広い範囲の知識を呼び寄せながら解く問題が多いです。令和元年度(第22回)の試験問題でも、同様な傾向がみられます。構えず柔軟に問題を解くことが大切になります。受験した人の感想を聞いて思ったことですが、近時の試験では時間が足りなかった(ぎりぎりだった)という人ほど合格しているケースが多いように感じます。本科目で時間が足りないと気づいた人に思い出してもらいたいことは、精神保健福祉に関する制度とサービスと精神障害者の生活支援システムは、2つで1科目群だということです。問61~問80までの中で1点でも取れば足切りはありません。言い換えれば精神障害者の生活支援システムが0点でも合格は可能だということです。もちろん、1点でも多く稼ぎたいので、慌てずにできそうな問題を解くこと、あてずっぽうでもいいのですべての肢にマークをすることは実践してください。ここまで時間が不足するくらいにしっかりと考えて解いてきたのですから、最後まで最善を尽くして欲しいということです。
同じことは、社会福祉士試験の午後の就労支援サービスと更生保護を解くときにもいえるのですが、そこでは8問中1問は正解しないといけないため精神的なプレッシャーはより高くなると思われます。
 

<学習の効率を上げるコツ>

①出題頻度の少ない分野は後回しにするか、時間を掛けての勉強はしない。
②居住支援と就労支援を中心に学習。
③都道府県と市町村の役割などは表にしてみる。

都道府県と市町村の比較表はサブノートでチェック