21.子どもの保健(R2年-後期)1/4

問1 次のうち、「母子保健法」で定められていないものを一つ選びなさい。
1 新生児訪問指導
2 予防接種
3 健康診査
4 保健指導
5 母子健康手帳の交付
 
母子保健法は、1条~28条までしかない条文数の少ない法律です。
1:定められている。新生児訪問指導 第十一条
2:定められていない。
3:定められている。健康診査 第十二条
4:定められている。保健指導 第十条
5:定められている。母子健康手帳の交付 第十六条

【正解2】

問2 次のうち、保育所が子どもの健康の保持・増進のために整備すべき養育環境として、不適切なものを一つ選びなさい。
1 子どもが身体を十分に動かし、のびのびと行動できるようにする。
2 災害時に安全に避難できるようにする。
3 危険な場所がなく、安全に過ごせるようにする。
4 決まりを守り生活習慣が身に付けられるよう学べる。
5 危険を回避するため戸外遊びを控え、室内で遊べるようにする。
 
サービス問題です。これを落とすと痛い。
1:適切。
2:適切。
3:適切。
4:適切。
5:不適切

【正解5】

問3 次の文は、子どもの健康と環境に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる適切な語句の組み合わせを一つ選びなさい。
子どもを取り巻く家庭、社会、自然といった環境は、子どもの生活に( A )に関わって、子どもの健康や発達に影響を与えている。保育所では、仲間と一緒にできる、お手本がある、励まし合えるといった、( B )であることによるメリットを生かした積極的な教育が可能である。通常の条件下では危険ではないが、何らかの条件の変化で危険となって現れる危険を( C )という。調理室やトイレ、手洗い場は( D )の観点で、特に清潔の維持を意識した工夫、清掃、管理が必要になる。
 
(組み合わせ)
    A    B    C     D
1  相互的   集団  潜在危険  感染予防
2 一方向的  個人  潜在危険  事故予防
3  相互的   集団  顕在危険  感染予防
4 一方向的  個人  顕在危険  事故予防
5  相互的   個人  潜在危険  感染予防
 
これもサービス問題です。D以外は反対語のようなものですので、間違えるわけにはいかない。
A:相互的
B:集団
C:潜在危険
D:感染予防

【正解1】

問4 次のA~Dのうち、子どもということばに関する説明を示したものとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「母子保健法」による新生児とは、出生後 30 日を経過しない乳児をいう。
B 「母子保健法」による乳児とは、1歳に満たない者をいう。
C 「母子保健法」による幼児とは、満1歳から小学校就学前までをいう。
D 「児童福祉法」による児童とは、満 18 歳に満たない者をいう。
 
(組み合わせ)
  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ×
 
年齢に関する基本的な問題です。
A:不適切。新生児は出生後30日ではなく、28日を経過しない乳児です。労働法などの妊産婦も含め週単位で数えています。4週間=7×4=28
B:適切。
C:適切。
D:適切。

【正解4】

問5 保育所の重大事故における対応として、子どもが意識を失って倒れていた場合、次のうちから適切なものを一つ選びなさい。
1 心臓マッサージを大人の場合の倍の速さで行った。
2 胸部に吐物が付着していたが、蘇生を急ぐべきと考え、AED の電極をそのまま貼った。
3 意識を失って倒れている子どもに駆け寄りながら、大声で人を呼んだ。
4 近くに人がいなかったので、AED をとりに、その場を離れた。
5 保護者への連絡は状況が落ち着くまで控えた。
 
保育所での重大事故です。このことから、複数の人間が対応できる状態ということが前提条件と考えて良いでしょう。
1:不適切。子どもというだけで年齢は分かりません。どの年齢にしろ倍の速さというわけではなく、大人と同様に1分間に100回程度のペースです。
2:不適切。吐物は取り除く。
3:適切。
4:不適切。誰かは近くに居るべき。助けを呼んで自分でAEDを取りに行くか、誰かにAEDを持ってきてもらう。
5:不適切。周りの職員が速やかに連絡をする。

【正解3】