13.社会保障(出題数:7問)

<出題傾向と対策>

出題内容は、①社会保障の仕組み、②社会保険の内容、③統計、④歴史に分類できます。テキストから万遍なく出題され、中心をなす「社会保険各法」に関しては事例問題が 2 問出題されます。社会保険各法とは①介護保険法②労働者災害補償保険法③雇用保険法④健康保険法⑤国民年金法⑥厚生年金保険法を指します。各法律により難易に差があり、概ね①→⑤の順で易→難となります。
 
年金は独立して 1 問出題されることが多いですが、範囲も広く難易度も高いので、深入りするのは危険です。また、社会保険は「法改正」が頻繁に行われます。法改正の箇所は狙われやすいですから、勉強をはじめる前に、必ず、最新の情報を把握しておきましょう。現役の大学生が非常に不得手としている科目である一方、社会人受験生には、身近な内容も多い。社会人受験生は得点源に出来るように頑張りましょう。
統計と歴史については、出題数も少ないことから、あまり神経質になる必要はないでしょう。その場で考えてみると意外と解ける問題も多いです。
 
いずれの範囲についても過去問の学習が効果を発揮します。一見すると細かい知識が問われているように見えても(中にはそのような問題もありますが)、社会保障の理解と基本的な知識があれば、正解を選べるものが多いです。
 
試験では、正解を導ければ良いのであり、一つ一つの肢について完璧な理由に基づいて正誤を判断する必要はありません。問題を解くときは、自分が有している知識、常識を駆使して、推論し、判断しましょう。
 
令和元年度(第32回)の試験問題では、ところどころで、過去問にも出ておらず、普通に勉強していては知りえない知識が必要な問題が含まれていました。一方で、過去問で出題実績があり、一般的な参考書であれば掲載されている程度の知識があれば、推論して解ける問題(正解は何とか導けるという意味)も多かったです。(出題者の意図は何だったのだろう?)

<学習の効率を上げるコツ>


①社会保険の仕組みから、制度、関係を理解する。
②細かいことを問われている問題でも、焦りは禁物!基本知識から考えて、正誤を判断する訓練をする。
③出題頻度の高い「社会保障の仕組み」と「社会保険の内容」については、しっかりと理解しましょう。