12.社会調査の基礎(出題数:7問)

<出題傾向と対策>

範囲は広く、①社会調査の意義、目的、統計法、②量的調査、③質的調査、④倫理、社会調査へのITの活用に分けられます。このうち、②と③を合せて5問程度、①と④を合せて2問程度の出題となっています。

統計法、社会調査の倫理、標本調査、尺度水準、調査手法と分析法などのような社会調査に関する基本的な知識が幅広く問われる傾向にあります。その中でも、量的調査法質的調査法必須であり、調査方法の手順や特徴を理解し、どの調査手法がどんな調査対象者や調査の目的に適しているのか判断できるようにすることが求められます。
統計や調査について耳慣れない専門用語がでてきますが、意味を理解すればそれほど難しいことはありません。

社会調査についての基本的な知識を身につけることが、確実な得点につながります。

<学習の効率を上げるコツ>

①まずは、用語を中心に基本的な知識を身に付ける。
②過去問を活用し、具体例とともに学ぶ(抽象化⇔具体化)。
③苦手な人は、深追いして勉強せず、考えれば解ける問題を確実に得点することを目指す!