10.生活支援技術(R元年-第32回)3/5

問題 45 いすに座って食事をする利用者の姿勢を確保する介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 顎を上げてもらう。
2 テーブルは,肘がつき腕が自由に動かせるものを用意する。
3 テーブルと体の間を 30 cm 離す。
4 体幹を後方に傾けてもらう。
5 いすに浅く座ってもらう。
 
現場の人なら普段やっていることだと思います。
1:食べにくいです。
3:離れすぎです。
4:食べにくいです。
5:椅子から落ちてしまう可能性があります。

【正解2】

問題 46 高齢者の食生活に関する助言として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 骨粗鬆症(osteoporosis)の予防として,ビタミンD(vitamin D)の摂取を勧める。
2 高血圧症(hypertension)の予防として,果物の摂取を控える。
3 便秘の予防として,水分摂取を控える。
4 ドライマウス(dry mouth)の予防として,柔らかい食物を勧める。
5 逆流性食道炎(reflux esophagitis)の予防として,食後すぐに横になる。
 
高齢者の多くに見られる症状ですね。
1:適切です。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進します。
2と3と5は常識的に適切ではないと分かると思います。
4:実際にドライマウスになってからは、柔らかい食物が良いと言われていますが、予防というのとは違います。

【正解1】

問題 47 左半側空間無視のある利用者の食事介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 利用者の左側にトレー(tray)を置く。
2 トレー(tray)の右側に印をつける。
3 クロックポジションに従って配膳する。
4 食べる様子を観察して適宜食器の位置を変える。
5 利用者の右側にあるテレビをつけておく。
 
ちょっと答えが選びにくい・・・
1:明らかな間違い。
2:どういう印なのか?何が悪いのかよく分からない。
3:これも特に悪いという感じではない。
4:適切な記述となっています。
5:テレビが気になって適切に食事ができないということなのでしょう。

【正解4】

問題 48 清拭の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 目のまわりは目尻から目頭に向かって拭く。
2 背部は患側を下にして拭く。
3 腹部は臍部から恥骨部に向かって拭く。
4 両下肢は 末梢 から中枢に向かって拭く。
5 皮膚についた水分は最後にまとめて拭く。
 
普段やっていてもあらためて問われると迷ってしまう感じでしょうか。
1、2、5は明らかに間違いです。特に、2については、清拭に限らず患側を下にするというやり方は聞いたことがありません。
3:上半身→下半身→陰部という手順は聞いたことがあるかもわかりませんが、腹部の順番と言われてもよく分かりませんね。
4:末梢 から中枢へ、これが適切な記述です。

【正解4】

問題 49 利用者の状態に応じた入浴の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 血液透析を受けている人は,透析直後に入浴する。
2 胃ろうを造設している人は,入浴を控える。
3 心臓機能障害がある人は,半身浴にする。
4 酸素療法を行っている人は,鼻カニューレを外して入浴する。
5 回腸ストーマを造設している人は,食後 1 時間以内に入浴する。
 
特別な治療を受けている利用者は、その特別な治療の後すぐに入浴は考えづらい。
1:透析後は非常に疲れている。
2:胃ろうをしていても入浴はできる。
3:よく出る問題。適切な記述。水圧から心臓を守るために、お湯が心臓までこない高さまでの入浴とする。
4:鼻カニューレをしたまま入浴できる。
5:食後1時間以内は排便の可能性が強まる。

【正解3】