1.介護支援分野(出題数25問)

<出題傾向と対策>

介護支援分野としての問題数は25問ですが、東京都福祉保健財団の「試験の実施方法」には、
・介護保険制度の基礎知識
・要介護認定等の基礎知識
・居宅・施設サービス計画の基礎知識等

という内訳が記載されています。
他の試験分野と比較して、介護支援専門員としての専門性が問われる内容になっています。
他の分野は、ある意味一般的な保健医療や福祉サービスの知識を少し深めたものと言えますが、この科目は、より具体的に専門的な知識が問われます。
特に、介護保険制度の基礎知識に関しては、出題(学習)範囲が広いので、ここを最初に学習し、しっかり基礎を押さえておくと、後々の勉強がスムーズになるのではないかと思います。
学習する時のポイントは、次の10の視点を意識して、理解することです。
 
①制度導入および制度変更の背景、時事問題
②国、都道府県、市町村(保険者)の役割
③保険料と税金等の財源
④保険者⇔被保険者
⑤第1号被保険者⇔第2号被保険者
⑥介護支援専門員の業務内容
⑦サービスの区分け(居宅・地域密着型・施設サービス)とその種類
⑧介護支援専門員と各サービスの関わり
⑨要介護認定と要介護⇔要支援
⑩地域支援事業

 
この領域の基礎を身に付けるには、ある程度の時間と勉強量が必要になることから、長距離型の勉強が苦手な人は、要介護認定の基礎知識から勉強するという方法もあります。
この領域は、範囲が比較的狭く、他の知識から一定程度独立しているので、単独での勉強がしやすいというメリットがあります。自分の特性に合わせて、学習の順番を選ぶと良いでしょう。
居宅・施設サービス計画の基礎知識等については、過去問学習が効果的です。介護保険制度の基礎知識を一定程度学習した後に、全体的を通した過去問学習により、必要な知識を身に付けていきましょう。
また、日頃から、新聞・ニュース・厚生労働省のホームページ等から、介護保険に関する情報を入れる癖をつけましょう。
 

<学習の効果を上げるコツ>

①介護保険制度の全体像の大枠を整理する。この時、10の視点を意識することがポイント!
②大枠の整理ができたら、一つひとつを記憶するのではなく「仕組みの理解」を心掛ける。
③全体像がイメージできるようになってから、大→中→小項目の順で記憶していく。記憶の作業は、過去問学習と併行しながら実践するのがポイント!